怜奈におまかせ密葬についてを1から教えるDIARY

真言宗で執り行われる葬儀の特徴

2018年10月19日
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真言宗においては、真理を会得し追い求め続けた先に救いの道が開いてくると認識されています。従って、葬儀の解釈についてもオーソドックスな宗派と比べて一線を画すことになります。まず第一に、真言宗の葬儀につきましては、故人を大日如来が支配している密厳浄土へと送るための儀式ということで考えられています。

大日如来を主として、その周囲に仏のいる層並びに人のいる層が何重にも積み重なって組み込まれていると考えられていることから、密厳浄土については相対的に身近なものと捉えています。故人を密厳浄土へと送るために、現世で身についた悪い習慣などを葬儀により浄化させ、仏の加護を手に入れられるように供養することになります。

それから、十人の裁判官によって裁かれないように計らいます。更に、他宗派にない灌頂及び土砂加持という特異的な儀式があります。灌頂と言いますのは、亡くなられた人が仏の位に入れることを意識する儀式で、故人の頭に対して水をそそぎます。さらに、土砂加持に関しては土砂を洗い清めて、護摩をたき真言を唱えます。土砂には苦悩を除く作用があると言われています。土砂をお墓へと撒くことを通して罪が消滅するとされています。


 

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