神戸のような都会では、市営の斎場はなくて公営ばかりというところも珍しくないようです。社会福祉が整っている市町村では、公営であれば無料で利用することが可能です。葬儀会社もそうしたことに関しては熟知しているので、もし、これと言ってこだわりがない場合には、葬儀会社に場所を絞ってもらい、その中から自分で選べば困ることはないです。
ただし、葬儀会社によっては、長年の関係から提携を結んでいるところも合って、自由に選択ができない場合もあります。そうしたときにはやむを得ないため、決められた条件の中で選んだり、指定された場所を利用します。
公営のメリットは、とにかく安く利用することができるという点にあります。また、火葬場が併設されていて、移動をせずに利用することができることから、利用者の間では面倒がかからないと言われています。最近の葬儀では、火葬をしている間にまとめて初七日法要を済ませるというケースも増えているようです。
そうした場合には、火葬中に食事ができるところへ移動をし、初七日法要を済ませてしまいます。待ち時間を有効に活用することに加えて、参列者の負担を少しでも軽減するということに主眼が置かれており、合理的です。