人気が高まっているコンパクト葬に関して
2017年12月26日
ある調査機関が出した数字によると、一回の葬儀・告別式にかかる費用の平均は230万円のようです。あまりに高い金額に、驚きの声を上げた方も多いのではないでしょうか。もちろんこの中には法要や僧侶への御布施が入っていませんし、それらを足すと想像を絶する金額になるはずです。
幾ら故人のためだと言っても、家計を圧迫しては本末転倒ではないでしょうか。そこで人気を集めているのが、家族葬プランです。必要最低限の祭壇と形式にするだけで、費用を大幅に削減することが出来ます。50万円以内で終えることが出来ますし、経済面のアドバンテージは大きいのではないでしょうか。
最近はあらかじめ香典や供花を辞退するケースもありますし、少しずつですが葬儀・告別式の形が変わって来ているようです。身内からの批判が出ることもありますが、大切なことは故人と遺族の考えではないでしょうか。しっかりとしたビジョンさえ持ち合わせていれば、どんな葬儀・告別式であっても構わないはずです。テレビ番組でも葬儀・告別式が特集されていますが、自らの最期に関して考えておくことは重要なことです。誰にも知らせずに密葬という形をとることもありますし、元気なうちに家族で話し合いをしておくべきです。それ以外の方法としては、エンディングノートの存在があります。エンディングノートには色々なことを書き記せますし、希望や友人知人の連絡先を残しておくことが出来ます。縁起でもないと敬遠することは簡単ですが、どさくさに紛れて法外な金額になるよりはマシです。後悔のない葬儀・告別式にするためには、冷静に考えられる間に決定事項をピックアップしておくことです。そうすることで、滞りなく全てが進むはずです。