葬儀に足を運ぶ際には、香典を持参するのがマナーですが、その際に頭を悩ませることになるのが、金額と表袋や内袋の書き方ではないでしょうか。金額は故人との関係性や、自分自身の社会的立場、年齢などによって異なってくるので一概にいくらでなければならないという相場を言うことはできませんが、故人との関係性が深いほど金額も高くなります。
良かれと考えて高額を包む人もいますが、あまりに高額となれば返しの際に遺族の負担となってしまうので、常識な範囲内の金額を包むようにしておきましょう。香典袋は基本的には筆書きとなります。外袋と中袋共に自分の名前を書くことになります。
中袋には名前だけではなく、住所や包んだ金額も記入して置く必要があります。近年市販されている香典袋には、きちんと欄が設けられているものもあるので、設けられている時にはそれに従って記入していきましょう。正式なマナーとしては、薄墨で書くことになっていますが、薄墨の筆ペンも販売されているのでそれを使えば問題はありません。
購入した袋が、普通の濃さで書かれている場合には、釣り合いを取るためにも普通の濃さの筆ペンで記入するようにするなど、臨機応変に対応するべきです。